令和8年第3回定例会(諸情勢報告)

本日、令和8年第3回定例会を招集いたしましたところ、公私ともご多忙のなか、ご出席賜り誠にありがとうございました。
7月28日に発生しました令和8年熊本地震において38名、また8月13日の令和8年千葉県豪雨災害においては、13名の貴い命が奪われました。犠牲となられた皆さまに心から哀悼の意を表しますとともに、今なお避難生活を余儀なくされておられる被災者の皆さまにお見舞い申し上げます。被災地の1日も早い復旧と、被災された皆さまの安全と健康を心よりお祈り申し上げます。
今回の熊本地震では、篠栗町は他の県内市町村と共同で、災害発生直後から人的支援を行っております。今後も福岡県の指示のもとに派遣を継続してまいります。

8月27日からは、北陸三県や青森県で線状降水帯による豪雨災害が発生しております。気候変動に伴う各地での大雨には今後も十分注意しなければなりません。
一方、篠栗町を含む福岡県の8月は記録的な少雨となりました。ここ数日は少し雨も降っておりますが、福岡地区水道企業団関連ダムの貯水率は、8月31日現在で満水時の37.1%と昨年の同時期を大きく下回っております。このまま少雨傾向が続きますと昨年以上の危機的な状況になることから、本日9月4日付で「篠栗町節水推進本部」を設置し、町民の皆さまへ節水を呼び掛けることといたしました。また今後は、福岡地区水道企業団傘下自治体と足並みをそろえ、このまま少雨傾向が続けば「渇水対策本部」に移行し、ホームページなどでの節水啓発の強化や減圧給水の実施について対応する考えでございます。先ずは週末に接近予定の台風24号に伴う、豪雨とならない程度のまとまった雨を期待したいものです。

去る8月25日に、令和8年度監査報告会がありました。石内代表監査委員、今長谷議選監査委員から事務監査・工事監査について詳細なご報告をいただきました。勧告2件、指導5件、意見2件と対面監査を実施していただいた課についてのご報告をいただきました。財政課の監査においては、財政状況を踏まえた事務事業の見直し(スクラップ)の推進について(全庁)「将来にわたり持続可能で安定した財政運営を維持するためには、新たな事業を実施する際には、既存事業の廃止・縮小・統合または再構築を併せて検討する、いわゆる「スクラップ・アンド・ビルド」の考え方を徹底し、限られた財源および人員を重点的かつ効果的に配分する必要がある。
事業の見直しに当たっては、事業の必要性・有効性・効率性および費用対効果を客観的に検証するとともに、事業開始時からの社会情勢、人口構成および住民ニーズの変化を踏まえ、目的を達成した事業や効果が十分に認められない事業については、廃止または縮小を含めた抜本的な見直しを行われたい。
また、事業の見直しは、単なる経費削減を目的とするものではなく、限られた経営資源を子育て支援、防災、減災、高齢者福祉などの優先度および必要性の高い施策へ再配分し、行政サービスの質および住民福祉の向上を図るための取り組みとして推進されたい」との貴重なご意見を賜りました。
これまでも、既存の組織の枠組みの中でこうした主旨に基づく「スクラップ・アンド・ビルド」を重ねてきたつもりではありますが、今回のご意見を踏まえ、令和9年度からスタートさせようとしている新組織において、思い切った「スクラップ・アンド・ビルド」に踏み切ろうと各課に指示をしたところでございます。
令和9年度からの新組織案につきましては、本日の全員協議会の場で、リデザイン室から現在検討している新組織案などの中間報告を行うこととしております。

令和8年度上半期も終わろうとしております。令和8年度の残りの期間で、第1回定例会においてご承認いただいた各事業を遅滞なくすすめられるよう取り組んでまいります。議会の皆さまにおかれましては、これまでどおりご指導・ご協力を賜りますよう何とぞよろしくお願いいたします。
以上で諸情勢報告を終わります。

(令和8年9月4日)

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