令和8年はたちのつどい 式辞
輝かしい令和8年新春の今日、晴れの「はたちのつどい」の式典を迎えられたみなさん、本日は誠におめでとうございます。新しい時代を担う皆さんが、心身ともに健やかに成長し、二十歳を迎えられましたことに、心からお祝いを申し上げます。
「はたちのつどい」という新たなスタートを迎えられる皆さんは、お生まれになって20年という月日が経ちました。その間、ご両親や恩師の先生方をはじめ、家族や友人、地域の多くの方々の愛情や友情に包まれ、本日の喜びを迎えられたことと思います。
私はここ数年、「はたちのつどい」の式辞で、敬愛する稲盛和夫先生(京都セラミック株式会社:現京セラ株式会社創業者 2022年8月90歳で永眠 私は心の師として先生と呼びます)や西郷隆盛の言葉を書いてきました。今年は、この二人をはじめ明治以降現在に至るまで、多くの人が座右の銘としてきた言葉を語り続けた佐藤一斎(徳川幕府唯一の大学である昌平坂学問所を統括した儒学者で今でいえば東大総長の職にあったような人)先生の代表的な言葉を贐の言葉として贈ります。
「三学戒」
少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。(少而学。則壮而有為)
壮にして学べば、則ち老いて衰えず。 (壮而学。則老而不衰)
老いて学べば、則ち死して朽ちず。 (老而学。則死而不朽)
(言志晩録60条)
その意味は、
少年の時(若い時)学んでおけば壮年になってそれが役に立ち、何事かを成すことができる。壮年(三四十歳頃)の時学んでおけば、老年になっても気力の衰えることがない。老年になっても学んでいれば、見識も高くなり、より多く社会に貢献できるから死んでもその名の朽ちることはない。
二十歳となられた皆さんは、今、多くの縛りから解放されて大きく羽ばたこうとしています。とても素敵なことです。しかしながら今こそ「学びの時でもある」ことを心にとどめておいていただきたい。これからの学びが10年後、必ず自分が生きる上で役に立つようになる。同様にどの時代においても学び続けることが大変重要であると佐藤一斎先生は教えています。
私は満72歳となりますが、当にこの「老いて学べば、則ち死して朽ちず」の教えに従い、日々精進しているところです。皆さん、これからも共に学び続けましょう。必ずや素晴らしい人生を全うできるはずです。そしてこれからの長い人生を大いに楽しみましょう。
最後に、今日までお子さまを立派に育ててこられたご家族の方々にお祝い申し上げますとともに、今日集われた皆さんの輝かしい未来に幸多かれと願ってお祝いの言葉といたします。 本日は誠におめでとうございます。
令和8年1月11日
篠栗町長 三 浦 正
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