令和8年 仕事始め式挨拶文
皆さん明けましておめでとうございます。2026年のスタートにあたり、職員の皆さんに私の思いを伝えます。
元旦の日本経済新聞の一面は、AIについて目を引く記事が掲載されていました。
Z世代、彼らは1990年代半ば~2010年代序盤に生まれた世代で、16歳~30歳前後を指します。デジタル技術が普及した環境で育ったデジタルネイティブ、つまりインターネットやスマートフォンが当たり前の環境で育ち、デジタル技術を自然に使いこなし、高い発信力と社会問題への関心を持つことが特徴とされている世代です。
皆さんもご存じのように、X世代(1960年代後半~1980年頃)、Y世代(1980年代序盤から1990年代半ば)に続く世代としてアメリカで名づけられました。職員のなかにも多くのZ世代の人たちがいます。
因みに私は1954年生まれ、今年72歳になりますから、このX~Z世代の区分に入らない老人世代です。
Z世代の次の世代、主に16歳以下で全員が21世紀に生まれた世代をα世代というそうです。彼らの世代は「AIを使うのが当たり前。AIを超える発想がないと前に進んだことにはならない」という世代だそうです。
昨年私は、「これから地方苦難の時代。まさにこれまでの考え方、方法を変えていかなければならない時代となりました」と話しましたが、この1年でまた大きく環境が変わりつつあるような気がします。
私たち地方自治体職員はいずれ、Z世代、α世代が中心選手として世の中を動かす中で、その存在意義を発揮しなければならない時代へと突入していくと感じます。
そこで私は、篠栗町職員が共同で扱い育てるAI「篠栗未来くん」(これは仮称ですが)が必要な時に来ていると思います。
Z世代、α世代に対応するための重要なツールとして自治体運営の片腕となるAIを今から育てなければ、時代に取り残されるという危機感を持っています。いつまでもその時代に住む世代の人たちが、「ありがたいね」「楽しいね」と思ってくれるような政策を推進していくためには、このような取り組みが待ったなしの時代に来ていると確信しました。早速この導入費用などについて、今月の上京の折、内閣府地方創生部局にかけあってまいります。
昨年も同じことを言いました。
過去に前例がない、他の町がまだやっていない、何と言われるかわからない施策でも、責任は私が引き受けます。一つひとつ新しいことにチャレンジしてみましょう。
私は、日本の原風景ともいえる7割の山々に囲まれたこの篠栗町がとっても好きです。この町を大事にしたい、この町の持続可能な発展をめざしたいとの思いを常に持っています。
では発展とは何か。
この町に住む人、交流する人、関係する人が、笑顔で安心して生活できる環境を維持していくことだと思います。その裏付けとしてのしっかりとした財源を確保することは言うまでもありません。そうした取り組みを並行して進めてまいりましょう。
最後に、X世代よりも前の名もなき世代である私にできること。それは、若いあなた方に私の思いを話し続けることだと考え、毎月1回、その機会を持とうと思います。仕事ではありませんから、自由参加です。
第1回は、1月7日(水曜日)17時から「弘法大師と篠栗町の関わりについて」です。「老いて学べば即ち死して朽ちず」の思いで私も学び続けます。管理職から新人職員までどうぞお付き合いください。
では、今年も1年間しっかり楽しみましょう。
以上で年頭の挨拶を終わります。
令和8年1月5日
町長 三浦正
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