令和7年第4回定例会閉会挨拶

 令和7年第4回定例会の閉会にあたりましてご挨拶申し上げます。

長期間にわたるご審議誠にありがとうございました。

「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」の人事案1件、「篠栗町乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定」をはじめ条例案4件、「工事請負契約の締結について」2件、「工事請負契約の変更について」2件、「令和7年度篠栗町一般会計補正予算（第7号）」をはじめ、専決処分の承認を含めた令和7年度補正予算案8件の、上程いたしました17議案すべてにつきまして可決・承認いただきましたことに感謝いたします。

尚、議案第81号「篠栗町職員旅費支給条例の全部を改正する条例の制定について」は条例内容を一部変更する必要が生じたため、取り下げいたしました。

議案第74号、75号「工事請負変更契約の締結について」でご承認いただきました勢門小学校、北勢門小学校の屋内運動場長寿命化改修工事でございますが、工事は計画通り進捗しておりまして、3月の卒業式には、新装になった体育館で両校の卒業生も巣立つことができそうです。どうもありがとうございました。

本定例会での一般質問のなかで、オアシス篠栗温浴施設についてのやり取りをいたしました。私は第3回定例会でご承認いただいた方針を曲げずに、オアシス篠栗という施設が多くの町民の皆さまにとって愛され続ける施設となるよう、議会の皆さまとともに考えてまいりたいと思っております。

新しい施設をつくる、新しい取り組みを始めるといった事業の開始は、議会を含め町民の皆さまのご賛同を得られやすいものです。私はこの21年間の中で初めて大きな事業の終了に舵を切ったわけですが、その手法についてさまざまなご意見をいただいているものと承知しております。今後、篠栗町では、町民体育館、武道館、天空会館など老朽化した施設をどのようにしていくかといった課題に取り組んでいかなければなりません。私もこれまでの議論をしっかり受け止めて、未来に向かう篠栗町のために方針が固まったならば、議会にご相談し、皆さまと一緒に考え具体化することによって、今回のような轍を踏まないように慎重に対応してまいりたいと考えます。

私事ではありますが、去る10月3日に永年町長職にあって篠栗町自治の発展向上に貢献したとして、総務大臣表彰をいただきました。これも偏に、平成16年以降町長としての私を支えていただいた、町民の皆さまをはじめ、ここにご出席の議員の皆さま、歴代の町議会議員の皆さま、そして篠栗町職員の後押しがあったからこそとあらためて感謝申し上げます。誠に有り難うございました。これからも初心を忘れず精進してまいりますので、引き続きご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

今年も残すところ3週間余りとなりました。どうぞ来年も皆さまにとって良い年となりますようご祈念申しあげ、篠栗町議会令和7年第4回定例会の閉会の挨拶といたします。長期間のご審議どうもありがとうございました。

そして、今年1年間どうもありがとうございました。皆さま良い年をお迎えください。

（令和7年12月8日）