令和7年第3回定例会(諸情勢報告)

本日、 令和7年第3回定例会を招集いたしましたところ、公私ともご多忙のなか、ご出席賜り誠にありがとうございました。
8月9日 ~11日にかけての大雨で福岡都市圏を中心に大きな被害が発生いたしました。福津市で避難途中に川に流され、お亡くなりになりましたお二人の方に哀悼の意を表しますとともに、 多くの市町村で被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。
わが町では、市街地における道路冠水や水路破損、林道法面の崩落などの被害がありましたが、幸い人家の被害はありませんでした。 詳細は本日の全員協議会で総務課からご報告いたします。
もうしばらくは気象の不安定な時期が続くようでございます。今後も災害に対する備えをしっかりとしてまいります。

7月3日公示、20日投開票で行われた参議院選挙の結果により、自公政権は衆参両院において少数与党として政権を担うこととなりました。今後は野党が掲げた公約の一部も受け入れつつ国会審議が進むことが予想されます。福祉の増進にかかる政策は歓迎すべきとは思いますが、おしなべて自治体の応分の負担増を伴うことも予想されます。他の歳出とのバランスを考慮して受け入れていくことになろうと予測しております。またガソリン税暫定税率の廃止により全国の道路整備に遅れがでることが必至であります。代替財源の議論をしっかりと行っていただきたいと願っております。

われわれ全国の町村はじめ地方六団体は、令和7年度で終了する「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」の継続を何としても実現させなければなりません。少数与党となったとはいえ、その継続を国に対し引き続き強く要望してまいることとしております。六団体の一つである議会におかれましても、歩調を合わせていただきますよう強く要望いたします。
去る7月15日に、平成18年11月から平成26年3月まで篠栗町教育長をお務めいただきました郡嶋 正弘 様が逝去されました。郡嶋元教育長は、平成18年に文部科学省の新たな地域支援制度をいち早く取り入れて、校区ごとの地域の皆さまへの支援事業をスタートされました。それが現在の校区ごとのさまざまな活動へと発展し、篠栗スタイルの確立へとつながったわけでございます。こうした郡嶋元教育長のご功績は計り知れないものがあり、改めてそのご功績に敬意を表しますとともに心から哀悼の意をささげます。

令和7年度上半期も終わろうとしております。残りの期間で第1回定例会においてご承認いただいた各事業を遅滞なくすすめられるよう取り組んでまいります。議会の皆さまにおかれましては、これまでどおりご指導・ご協力を賜りますよう何とぞよろしくお願いいたします。
以上で諸情勢報告を終わります。
(令和7年9月3日)

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