令和7年第2回定例会閉会挨拶

令和7年第2回定例会の閉会にあたりましてご挨拶申し上げます。

長期間にわたるご審議誠にありがとうございました。

「篠栗町税条例の一部を改正する条例の制定について」の専決処分の承認を求めることについて等専決処分2件、「篠栗町固定資産評価員の選任について」の人事案件1件、「工事請負契約の締結について」3件、「財産の取得について」6件、令和7年度補正予算5件の、上程いたしました17議案すべてにつきまして可決いただきましたことに感謝いたします。

本定例会に提出した議案41号、42号の「工事請負契約の締結について」の審議において、3月定例会の当初予算審議において文部科学省「令和7年度学校施設環境改善交付金」を利用して工事することとしておりましたが、交付金の不採択の可能性が大きくなったことを踏まえ、予算上の財源更生を9月定例会にて提案することとして、来年3月の卒業式までにリニューアル工事を完了したいこと、両小学校体育館に来年度夏までに空調設備工事を行いたいことなどを考慮して、工事請負契約の締結についての提案を行ったものでした。

この間、文部科学省交付金について新聞報道もなされ、状況が大きく変化したにもかかわらず、その間の経緯について議会に対しての説明も行わず、唐突に議案を提出したこと、5月23日の本定例会の議会運営委員会までに議案の内容が固まらず、後日(5月30日)、追加で議会運営委員会にお諮りしたことなどに対して、厳しいご批判をいただきました。

4月中旬に第1回目の交付金不採択報告を受けて以降の状況について、文教厚生常任委員会に逐次ご報告を行うべきであったと大いに反省をしております。大変申し訳ございませんでした。

今後はかかることのないよう、議案を提出するまでに執行部と同様の情報共有を図り、しっかりとご審議いただけるよう、各課長が丁寧に対応することをお約束いたします。

今後、学校教育課における体育館空調工事、社会教育課における合併50周年記念体育館の空調工事等の大規模工事が続きます。また、健康課所管においては、開設後25年経過し、設備の大部分が老朽化しているオアシス篠栗の今後の運営形態などについて検討する重大な岐路に差し掛かっております。これからの時代に合ったオアシスバスの運営形態などの検討を含め、本定例会閉会以降、6月中にも、こうした執行部が抱えております懸案事項を所管委員会にお諮りすることとし、場合によっては議会全体において共通理解をいただくための全員協議会の開催もお願いすることになると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、福岡管区気象台は、6月9日に九州北部が梅雨入りしたとみられると発表しました。

早速福岡県南部では激しい雨に見舞われている状況で、わが町も心配でございます。例年の梅雨末期の集中豪雨にそなえ、開会日の諸情勢報告の際にも申しましたが、6月23日(月曜日)に職員で集中豪雨による土砂災害などを想定した対策本部の机上訓練を行います。平成21年に大きな災害を経験したわが町の対応力が風化することのないようしっかりと訓練いたします。

6月14日(土曜日)の「よろこびとふれあいのまちづくりフォーラム」、7月1日の「社会を明るくする町づくり講演会」については、今年度はクリエイト篠栗大ホールがリニューアル中でございますので、会場を変えて、規模を縮小して行いますが、議員各位におかれましてはぜひ、ご参加いただきますようよろしくお願いいたします。

 

以上、今後とも篠栗町議会におかれましては篠栗町発展のための車の両輪として、お力をいただきますようお願い申し上げ、令和7年篠栗町議会第2回定例会閉会の挨拶といたします。長期間にわたるご審議誠にありがとうございました。

(令和7年6月12日)

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