令和6年第1回定例会閉会挨拶

令和6年第1回定例会の閉会にあたりましてご挨拶申し上げます。

長期間にわたるご審議、誠にありがとうございました。

「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」の人事案件1件、「篠栗町空家等及び空地の環境保全に関する条例の制定について」をはじめ条例案9件、「財産の取得について」1件、「字の区域の変更及び町(丁目)の区域の設定について」、「町道の認定について」、「町道の路線変更について」の3件、令和5年度補正予算4件、令和6年度当初予算5件の、上程いたしました23議案全てにつきまして可決いただきましたことに感謝いたします。

また、選挙案第1号「篠栗町選挙管理委員及び補充員の選挙」にて、議会において選挙され、新たな選挙管理委員及び補充員が当選されました。当選されました皆さまには、篠栗町の公平・公正な選挙に向けてご尽力賜りますようよろしくお願いいたします。

 

本定例会は、言うまでもなく令和6年度篠栗町として何を事業として行うかをご審議いただく大変重要な議会でございました。予算特別委員会のなかでは、さまざまなご議論をいただきました。令和6年度一般会計予算のご審議において、

まちづくり課所管の企画イベント事業の委託料に関するご審議において、昨年11月に開催しましたイルガーサ創業祭と同様のイベント企画につきましては、創業祭のネーミングを篠栗町主催のイベントに相応しい名称にすべきとのご意見をいただきました。今年の秋に向けて町内外から多くの人にご来場いただけるよう、新たな名称を考え、次回定例会にてご報告いたします。また、同課においてご説明いたしましたPR業務委託料や産業観光課所管の観光費における観光協会運営補助金の額について、予算案に計上する過程での額の精査が曖昧である。納得のいく説明ができるよう十分精査して予算案を計上するようにとのご意見をいただきました。今後は、議会のご指摘を踏まえ、しっかりとした根拠を説明できるよう努めます。

 

歳入においては寄附金の予算額762,500千円について、これはふるさと納税寄附金の増額案でございましたが、多く見積もり過ぎているのではないかとのご意見をいただきました。篠栗町としては、これからの大事な財源として継続的に確保できるよう、令和6年度以降、ふるさと納税寄附金事業をこれまでの取り組みを改めてしっかりと攻めの姿勢で継続して取り組んでいくことをお約束し、ご理解をいただきました。今後とも議会の皆さまにおかれましても建設的なご意見をいただければ有難いと考えます。引き続きご協力をよろしくお願いいたします。

 

予算特別委員会における「令和6年度篠栗町流域関連公共下水道事業会計予算について」の審議において、資料の精査不足から不備が見つかり日程をずらしてご審議いただくという事態を招きましたことを改めて深くお詫び申し上げます。今後はかかることのないよう、全課に徹底いたします。誠に申し訳ございませんでした。

予算特別委員会のなかでのご意見にもありましたように、今後、当初予算を組むに当たっては、予算額の決定についてこれまで以上に査定をしっかりと行い、限られた財源を有効に活用できる予算編成に努めてまいります。また、予算審議の際にいただいた貴重なご意見を十分踏まえながら、節約すべきところは節約し、また執行にあたって見直すべきところは補正案を議会に上程させていただき、議会のチェックのもとに粛々と行政運営を行ってまいりたいと考えております。

只今成立いたしました令和6年度予算に基づく事業計画を早期に実現するため、各課ともできるだけ仕事を前倒しして取り組んでまいりますので何卒よろしくお願いいたします。

 

また、全国町村議長会から表彰をお受けになると伺っている荒牧議長におかれましては、長年に亘る議会議員として地方自治の振興に寄与されたご功績は大変大きいものでございます。私からも深甚なる敬意を表しますとともに心からお祝い申し上げます。誠におめでとうございます。

なお、議会におかれましては引き続き、行政のチェック機関として、行政とともに篠栗町を発展に導く車の両輪としてご尽力賜りますようお願い申し上げまして、篠栗町議会令和6年第1回定例会の閉会の挨拶といたします。長期間のご審議誠にありがとうございました。

令和6年3月15日 篠栗町長 三浦 正

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