令和5年第2回定例会(諸情勢報告)

本日令和5年第2回の定例会を招集いたしましたところ、公私共ご多忙の中、ご出席賜り誠にありがとうございました。

今年は、九州北部の梅雨入りは5月30日と昨年より10日以上早くなりました。ここ何日か穏やかな日よりが続いております。一部の地域では田植えも済んでおりますが、麦刈りが終わった多々良川流域の農地では、これから田植えに向けた準備が進んでおります。町内いたるところで見ることができる紫陽花も、きれいに色づき始めており、季節の移ろいを実感する時期でございます。今年も恵みの雨となってくれるよう祈っております。とはいえ、これから大雨による災害が心配になる季節が当分続きます。篠栗町も平成21年に集中豪雨による大きな土砂災害を経験しております。災害対策や豪雨時の避難所運営等自主防災計画を立てていただいている、地域の皆さんとともに、万全の態勢で臨みたいと考えております。

 

提案理由の説明に入る前に、第1回定例会以降の諸情勢についてご報告いたします。

連休明けの5月8日から、新型コロナウイルス感染症も5類へと移行になり、私たちの生活にも以前の日常が戻りつつあります。とはいえ、まだまだマスクを手放せないという町民の皆様も多くいらっしゃいます。更なるワクチン接種もスタートしておりますので、できるだけ多くの対象者の方々がしっかりとワクチン接種をしていただくとともに、これまで励行していただいた、うがいや手洗い等感染予防対策を引き続きしっかりとっていただいて感染者数減少にむけての努力を怠らないようにしたいものです。

5月10日開会の第2回臨時会での挨拶でも述べましたが、改めまして荒牧議長はじめ12名の議員の皆様のご当選誠におめでとうございます。これからの4年間何卒よろしくお願いいたします。先日議長と今後の議会運営についてご協議させていただきました。これまで、議会の総務建設常任委員会には私が、そして文教厚生常任委員会には副町長と、教育長所管課の案件のときには教育長も出席して委員会審議をお願いしておりましたが、本定例会から町長・副町長・教育長は自室で待機し、審議は両委員会の委員の皆様と課長との間で行っていただくことといたしました。これによって、各課の課長はじめ管理職の議会への説明能力の向上を図るとともに、忌憚のない意見交換により、これまで以上に掘り下げた議案審議になるものと期待しております。何卒よろしくお願いいたします。

課長においては、総務建設・文教厚生の両委員会において、ご審議、採決をお願いする過程において、両委員長に対し、審議が滞らないように、提出資料の説明や手順等について十分に事前に説明するよう指示をしております。本日以降、両委員長には議案を上程する課長が、ご説明に上がると思いますので、よろしくお願いいたします。また、両委員会の閉会中審査につきましても、所管課が委員会にお知らせしておいた方がよいという案件がありましたら、積極的に開催をお願いすることとし、全員協議会においてご説明した方がよいと私が判断した際には、召集をお願いすることもあろうかと思います。重ねてよろしくお願いいたします。

 

今年度は「第7次篠栗町総合計画ささぐりまちづくり未来チャート」のスタートの年、「第2期篠栗町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の4年目としての継続性を重視しながら、当初予算にてご承認いただきました事業等を、一つひとつ迅速に取り組んでまいりたいと考えます。

先般、県内各町に対し、福岡県から「福岡県パートナーシップ宣誓制度の推進について」の説明がありました。43の市町村が何らかの対応をしているなか、篠栗町はまだ具体的な行動に至っておりませんので、役場内で協議を進め、次回定例会においては議会の皆様と何らかのご協議をさせていただきたいと考えております。

福岡県が全国に先駆けて取り組んでいる「福岡県ワンヘルス推進」の取り組みについても、いずれ議会の皆様とご議論いたしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。また、第1回定例会の際にご説明しておりました「篠栗町自治会活性化検討準備会議」や「有機農法推進に向けた関係者との勉強会」は、本定例会閉会後、具体的に協議を進めてまいりたいと現在、人選を進め準備しております。今後、随時経過をご報告してまいります。

 

以上、諸情勢報告を申し上げました。

(令和5年6月5日)

 

 

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