令和3年第2回定例会(諸情勢報告)

本日令和3年第2回の定例会を招集いたしましたところ、公私共ご多忙の中、ご出席賜り誠にありがとうございました。

今年は麦刈りもまだ終わらない5月15日に九州北部地方の梅雨入り宣言が出され、平年より20日も早い梅雨入りとなりました。

一部の地域では田植えも済んでいますが、麦刈りが終わった多々良川流域の農地では、田植えに向けた準備が進んでいます。また、町内いたるところで見ることのできる紫陽花もきれいに色づいており、季節の移ろいを実感する時期でございます。

 

提案理由の説明に入る前に、第1回定例会以降の諸情勢について報告いたします。

広報ささぐり6月号では例年通り防災特集を組み、「防災について考えよう」の見出しで、災害への備え等を掲載いたしました。

5月に災害対策基本法の一部が改正され、わかりにくかった避難勧告・避難指示の表現が改められました。町が発令する警戒レベル3「高齢者等避難」、警戒レベル4「避難指示」等の避難情報に従って適切な避難行動をとるようお願いいたします。4月に改定した篠栗町防災マップを活用し、普段からできることをしっかりやりながら、いざというときの備えをするとともに、災害から身を守る方法を考えましょう。

 

新型コロナウイルスワクチン接種事業については、5月9日の第1回集団接種開始以降、町内医療機関の先生方に最大限のご協力をいただき、滞りなく進んでいるところでございます。この場をお借りいたしまして、ご尽力いただいている町内医療機関の先生方に対し、お礼申し上げます。

予定通り7月末までには、65歳以上の希望者に対して2回の接種が完了する見込みでございます。私と教育長につきましては、キャンセル分での接種を完了しております。

5月25日付で福岡県から、ワクチン接種で余剰が出た場合の「余剰ワクチン活用指針」が出されましたので、今後はその指針に沿った対応をしてまいります。なお、新型コロナワクチン接種事業に関する詳細については健康課栗原課長から、6月16日の補正予算審議の際に報告する予定にしております。

 

6月1日から運用を開始した篠栗町LINE公式アカウントは大変便利にできております。「健康」「子育て」「防災」「ごみ」などの情報をタイムリーに受け取ることができますので、是非皆様もご活用いただきますようお願いいたします。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、篠栗町消防団操法大会、篠栗祇園夏祭りをはじめとする春から夏にかけての諸行事も中止・延期を余儀なくされております。例年各区で開催をお願いしております敬老会も、昨年に引き続き、集合しての会の開催は控えていただき、記念品配布等のご対応をお願いしたところでございます。もうしばらくの辛抱です。以前の日常が早期に戻ることを願って、我慢いたしましょう。

今年度も「まちづくり住民説明会」を開催することができませんでした。つきましては、昨年同様、ホームページ上に「令和3年度まちづくり施策のポイント」として、課ごとに取り組む予定の施策を掲載しております。「第2期篠栗町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の2年目としての継続性を重視しながら、当初予算にてご承認いただきました事業等につきまして、一つひとつ迅速に取り組んでまいりたいと考えます。

 

6月1日、福岡県町村会臨時総会が開催されました。大任町永原町長が会長に再選され、わたくしも4副会長の1人として福岡県町村会の会務運営に当たることとなりました。糟屋郡、福岡県町村会の発展のために、与えられた役職につきましてしっかりとその職務を全うする所存でございますが、毎年申し上げている通り、軸足はしっかりと町政運営に置いてまいりますので何卒よろしくお願いいたします。

 

本定例会において上程しております「町民の命を守るささぐりづくり」条例案につきましては、4月9日、4月26日の全員協議会にて議員の皆様からご意見を賜りました。パブリックコメントを経て議案の上程に至りましたので、本定例会でのご審議をよろしくお願いいたします。

以上、諸情勢報告を申し上げました。

(令和3年6月10日)

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