平成27年度 協働のまちづくり事業一覧

このページでは、今までに行われた事業の概要を紹介しています。
事業の成果などは、実際の報告書を元に記載しています。

1.若杉団地花壇整備事業(6回目)

若杉団地花壇整備事業(6回目)の概要
団体名 みどりのまちづくり
事業の概要 若杉区枯木公園前の花壇「わかすぎフラワーガーデン」に、5月には春植え草花苗1,300本、11月には秋植え苗1300本と200ヶの球根を植えた。
植栽作業は近隣住民を中心に30人ほどで、土曜日、日曜日・祭日に行い、管理作業は中心的なメンバーで水やりや草取り等を行った。
事業の成果 花苗植えでは、近隣住民や篠栗森づくりの会など多くの方の協力を得られ、和気あいあいとした雰囲気の中で事業を実施することが出来た。花壇について、全町的な関心を頂き、また他地域からの視察もあるなど、通行者や観光客へ美観を提供することができた。

2.篠栗小学校グランド芝生化応援事業(4回目)

篠栗小学校グランド芝生化応援事業(4回目)の概要
団体名 篠栗小学校芝生化応援事業
事業の概要 篠栗小学校グランドの芝生化を図ることにより、小学生の体力向上を目指す。昨年に引き続き、エアレーションを行い芝生の活性化を促し、芝生の運動会を実施できるようにする。
また、実施にあたり、PTA、児童及びサッカーの練習を行っている児童などが、芝生化作業に参加することで、グランドに対する感謝と愛着を醸成することを目的としている。
事業の成果 今年度は、7月の日照不足や8月後半の長雨により芝生の生育が悪い状況が続いたが、9月は好天に恵まれたため、予定通り芝生のグランドで運動会を行うことが出来た。芝生化は児童の怪我の減少や熱中症対策にもつながっている。また、冬芝の播種を行うことで秋以降もグランドの緑を維持できている。会のメンバーだけでなく、児童や地域住民が作業に加わることにより、小学校校区の活性化を図ることが出来た。更に、「I(ラブ)88」や「くりみん芝絵」を作成し、芝生化のアピールをすることが出来た。

3.「木の実の里」「なるふちの森」みまもり事業(5回目)

「木の実の里」「なるふちの森」みまもり事業(5回目)の概要
団体名 篠栗森づくりの会
事業の概要 樹芸の森、鳴淵ダム展望台広場東南の「木の実の里」と命名された一帯で、毎月みまもり(維持活動)を行っている。また、果樹の収穫祭を10月に実施した。
鳴淵ダム東広場(清流公園なるふち平)の植樹は、平成25年より始まっており平成28年2月の植樹祭で完了し、今後はみまもり活動を行う。
みまもり活動は、萩尾分校緑の少年団と、篠っ子ふれあい広場が中心に実施している。
事業の成果 「木の実の里」では、草刈・マルチング・害虫取・摘果・園路・果樹園作りなど維持管理活動を行った。10月に実施された収穫祭では、町内外から多くの参加者を集めた。鳴淵ダム東広場(清流公園なるふち平)について、平成25年から植樹事業を始めたが、2月に実施された植樹祭で概ね植樹は完了しており、今後はみまもり活動を行っていく予定。

4.少しでも村おこしプロジェクト フリーマーケットin篠栗(9回目)

少しでも村おこしプロジェクト フリーマーケットin篠栗(9回目)の概要
団体名 少しでも村おこしプロジェクト
事業の概要 フリーマーケットを通してエコへの関心、興味を持ってもらうと共に、篠栗町への興味、認知度の向上を目指す。年齢を問わない地域の交流を通して、地元商店の活性化や地域の活性化を目指す。更に今回は新しい試みとして、町内で活動する動物愛護団体も参加するなど他団体とともに篠栗を盛り上げている。
事業の成果 9回目となり、来場者・出店者・出演者がこのフリーマーケットを篠栗の春のイベントとして認識しているようだ。町内外から多くの来場者が集まり、フリーマーケットをとおしてのエコへの理解や篠栗の魅力について、発信することが出来た。また、今回の新しい試みである他のまちづくり団体の参加についても、町を活性化していくうえで大きな意義があったと思われる。

5.小学生のための自然体験スプリング塾

小学生のための自然体験スプリング塾の概要
団体名 わだ あそびの会
事業の概要 春をテーマとして小学生を対象とした自然体験塾を実施した。和田児童公園で、午前中は飯盒炊爨や郷土料理であるだぶ汁づくりをとおして、刃物や火の安全な取扱を勉強する。午後は、野外で野点を体験する。茶道の先生から、野点の意味や作法を学び、また茶の湯を楽しむことで、日本古来の文化に関心を持たせるねらいがある。
事業の成果 参加者を5つの異年齢で構成された班に分け、すべての活動を班単位で行った。結果として、班の中で話し合い役割分担をしながら協力して活動している姿が見られた。また、飯盒炊爨やだぶ汁づくりの過程で、マッチ・包丁・鉈など、初めて使う道具の安全な使い方を学んだ。午後から行われた野点では、その意味や作法を学び、茶の湯を体験することが出来た。

6.ぐりっこカルタで町おこし!

ぐりっこカルタで町おこし!の概要
団体名 ぐりっこカルタをつくろう!会
事業の概要 平成26年度に作成したぐりっこカルタを用いて、町民の町に対する新たな発見や愛着増進を目指す。以下の企画を実施していく。「ぐりっこカルタ会」を年に数回、自主開催した。更に絵札を活用して塗り絵を作成し、カルタ会で塗り絵コーナーを併設、あるいは社会福祉協議会や児童館に配布するなどした。また、町内の各イベントにカルタコーナーを設置し、カルタを知らない層が多く集まる場でカルタを紹介することで、町内外の方に楽しみながら町の長所・名所を知るきっかけづくりを行った。
事業の成果 昨年度に引き続き、絵と文で篠栗を紹介するぐりっこカルタを利用して町の魅力を発信した。特に、今年度作成した塗り絵を用いることで、低年齢層に対しては絵で分かりやすく内容を伝えることが出来るため、ふるさとへの愛着増進を図ることが出来た。また、町内の様々なイベントでカルタコーナーを設置・紹介することで、町内外の方に楽しみながら町の長所や名所を知るきっかけづくりを行った。

7.児童館緑のカーテン事業及び芝生整備事業(3回目)

児童館緑のカーテン事業及び芝生整備事業(3回目)の概要
団体名 やまばと児童館保護者会
事業の概要  児童館の暑さ対策として、遊戯室外側に緑のカーテン(ゴーヤ)を植え、またグランドの芝生化をすすめる。それぞれの苗植えや水やりといった作業は、児童・保護者・児童館職員・地域住民らが協働して実施した。また、緑のカーテンを設置することでゴーヤを収穫できたので、児童館で食材として利用したり、保護者に配布したりすることで子どもの食育にもつなげている。
事業の成果 ゴーヤを遊戯室外側に植えることで、直射日光による照射熱を避けることが出来た。結果として、冷房の温度を下げずに済むなど節電効果もあった。児童館全体を考えると、芝生にも同様の効果が見られたように思われる。また、芝生化することで、砂埃が立つこともなく、また転倒してもけがをする子どもが非常に少なくなる効果があった。それぞれの苗植えや水やりといった作業は子どもたちと一緒に行った。

8.小学生のための自然体験サマー塾2015

小学生のための自然体験サマー塾2015の概要
団体名 わだ あそびの会
事業の概要 夏をテーマとして小学生を対象とした自然体験塾を実施した。自然豊かな萩尾分校で、竹のクラフトや流しソーメン、川の自然観察などをとおして、夏の自然に親しみ、また、自然の中で活動する楽しさを味わう。また、竹の食器作りや飯盒炊爨をとおして、仲間と協力する大切さや自分でものを作る喜び・達成感を味わった。
事業の成果 異年齢で班を組んだことで、初めて班長に選ばれた子も、大人のスタッフに声をかけられながら少しずつ自発的に行動が出来るようになっていった。竹の器づくりなど、初めて使う道具に戸惑いながらも、仕上げるにつれて喜ぶ様子が見て取れた。山や川で昆虫を探す活動は、驚きと喜びをスタッフと共有し、自然環境や小さな命の大切さを学んだ。また、使用した道具や施設を掃除することで、「来た時よりも美しく」という習慣をつけることもできたようだ。

9.北勢門小学校グランド芝生化応援事業(5回目)

北勢門小学校グランド芝生化応援事業(5回目)の概要
団体名 北勢門小学校親児の会(グラスサポーター)
事業の概要 児童が運動する際に、土のグラウンドよりも安全な環境を整えることによる体力向上を目的としている。昨年に引き続きエアレーションを行うことで芝生の活性化を促し、芝生の上での運動会を目標としている。
また、一般児童及びサッカーの練習をしている児童などが芝生化作業に参加することで、グラウンドに対する感謝と愛着を醸成した。
事業の成果  参加者の協働により芝生の活性化が図られ、緑あふれる芝生のグランドができた。芝生の生育に関しても、天候不順の影響も感じさせず、昨年よりも状況が良かった。また、芝生化された運動場は、砂と比較して照り返しによる熱も下げるため熱中症の予防となり、児童が校庭で良く活動するようになった。子どもたちの擦過傷の減少にもつながっている。

10.小学生のための自然体験ウインター塾2015(2回目)

小学生のための自然体験ウインター塾2015(2回目)の概要
団体名 わだ あそびの会
事業の概要  冬をテーマとして小学生を対象とした体験塾を実施した。午前中は、和田公民館でうどんの原料である中力粉について理解し、キャンプディレクターの指導のもと、うどん作りを体験した。午後は、警察官や青少年指導員の指導による防犯の講話や、非行防止の標語を読み札にした防犯カルタによるカルタ会を実施した。
事業の成果  うどん作りは子ども同士2人一組で行った。こね、伸ばし、包丁で細く切る作業は難しかったが、ボランティアに教えられながら自分たちの手で作り上げたときはとても満足そうな笑顔をみせていた。カルタ会では班会議の時間をとり、班の中で順番を相談したりカルタを取るコツを教え合うことで班の仲間同士の絆を深めることが出来た。カルタ取りに夢中になってルールが守れないこともあったが、その都度注意し、ルールを守ることで皆が楽しめることを学習した。

11.北勢門幼稚園児による校区通学路の壁画作成

北勢門幼稚園児による校区通学路の壁画作成の概要
団体名 北勢門校区地域づくり協議会
事業の概要  北勢門幼稚園年長組が卒園記念として卒園製作に取り組む。校区の通学路でもある幼稚園そばのトンネル内の壁面の壁画作成に挑戦する。遠足に行った時の思い出として、魚やイルカなどの様々な生き物たちを壁面に描いた。下絵は篠栗北中学校美術部の協力をアドバイスを受けながら描き、輪郭は先生方が描き、最後は子どもたちが自分たちが自分で決めた色使いで自由に描いた。
事業の成果  壁画は校区の通学路にあるため、これから9ヶ年の義務教育に進む園児たちにとって、ふるさとである篠栗や校区に愛着を持つうえで大きな効果があった。また、殺風景なトンネル内が児童たちの描く壁画で明るくなることは景観上からみても好ましい結果をもたらしている。園児たちは、地域住民や幼稚園の先生、中学生らの手伝いもあって悪戦苦闘しながらも、満足そうに壁画を完成させていた。

12.町内文化団体の協働による篠栗町歌・篠栗音頭・篠栗CD作成・頒布事業

町内文化団体の協働による篠栗町歌・篠栗音頭・篠栗CD作成・頒布事業の概要
団体名 篠栗町吹奏楽団
事業の概要 式典や町内各区の盆踊りといった機会に用いられる、篠栗町歌・ささぐり音頭だが、その音源は35年前(昭和54年)に作成されたEPレコードとそのコピーである。主旋律部分のみが存在する両曲の楽譜について合唱用パート譜や伴奏譜の作成作業を行い、町内のコーラス団体ハーモニーマロンと協働で演奏、収録した音源はCD化し町内主要施設及び各区に配布した。
事業の成果 音源をデジタル化することで、篠栗町歌・ささぐり音頭の普及や活用に向け、利便性を向上することができた。また、町内文化団体の活動をCDという有形物として残すことで、シンボル的な事例として残すことが出来た。

13.小学生のための自然体験「九大の森探検」

小学生のための自然体験「九大の森探検」の概要
団体名 わだ あそびの会
事業の概要 篠栗九大の森公園及び和田児童公園で、森の案内人、森のインストラクター、キャンプディレクターらを講師として冬の自然体験活動を行う。午前中は、和田公民館で小枝を使った鉛筆づくりや郷土料理のだご汁づkるいを体験し、刃物の使い方を学んだ。午後は、講師に篠栗九大の森を案内してもらい、ニホンアカガエルの卵や渡り鳥の観察を行った。当日は、準備から後片付けまで子どもたちで行うことが出来た。
事業の成果 当日は雨が降り気温も低い環境の中、子供たちは元気に体験活動が出来た。多くの子どもたちが家でも包丁を使っており、だご汁づくりでも野菜を上手に切ることが出来ていた。低学年が半数を占めていたが、熱心に体験活動や準備のテーブル配置、あとかたづけといった作業を全員で行った。多くの講師や地域の大人と交流することで、健全育成の効果も生まれたと考えられる。
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