ささぐりトピックス

地域越え 絆深めて まちづくり [2014年06月18日]

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五月晴れが広がった6月15日(日曜日)、クリエイト篠栗で「平成26年度篠栗町社会教育関係団体等研修会」が開催されました。
これは、社会教育関係団体の皆さんが一堂に会して交流を深め、絆をとおして活力あるコミュニティの形成をめざして行われるもので、今年で33回目を迎えました。
今年の研修テーマは、「『公民館を生かしたコミュニティづくり』協働のまちづくり、みんなでつくる地域の輪(和)」です。
少子高齢化や核家族化の進展・情報技術の高度化・ライフスタイルや価値観の多様化など、社会を取り巻く環境が大きく変化し、人間関係の希薄化や地域コミュニティの再生が大きな課題となっている今、住民の皆さんの身近な公共施設である公民館をもう一度見直し、何ができるのかを考えました。



研修会は二部構成で行われました。
第一部の講演では、人間牧場主・年輪塾塾長の若松進一さんをお迎えし、「生涯教育とまちづくり」を演題に、まちづくりに対する思いや、「人づくり10年計画」等ご自身のまちづくりエピソードなどをお話されました。

講師の若松進一さん(人間牧場主・年輪塾塾長)

若松さんは、過疎と地盤沈下に悩む愛媛県の双海町(現:伊予市)を、夕日を中心テーマに独自のアイデアとパワーで年間55万人の集客を誇る観光地へと作り上げ、平成15年国土交通省「観光カリスマ百選」にも選ばれた『まちづくりの名物男』で、練習に励んで習得したハーモニカの演奏や冗談を交えながらの講演で、会場は時折笑いに包まれました。
「経済効果なども大切だが、地域に生きる大人が、地域で生きていくであろう子どもたちに、ふるさとのどんな『物語』を作ってプレゼントしてあげられるかということも大切で、これが地域づくり・まちづくりであり、教育の基本である」 と語る姿は、子どもたちを愛し、地域を愛する熱い思いを感じました。

第二部はインタビュー・ダイアローグとして、実際に公民館を活用している「わだ・あそびの会」「おといぬ わんぱくROOM(子育てサロン)」「下町アンビシャス広場」の3団体の代表らが登場。

第二部でお話してくださった3団体の皆さん

活動を始めたきっかけや、活動するなかで感じた苦労や工夫したところ、それぞれが感じている子どもたちへの熱い思いなどをお話されました。
子どもたちのため、地域のため、これからも頑張っていただきたいです。

また、この日はホワイエ(大ホール入口近く)に町内3つの小学校のパネルが展示されていました。
左から「せとっ子を育てる会」「篠栗小校区づくり実行委員会」「北勢門校区地域づくり協議会」のパネルです。

クリエイト篠栗ホワイエに展示された校区別のパネル

訪れた人たちは足を止め、各校区の特色がおもしろくまとめられているパネルをじっくり見ていました。
このパネルは6月22日(日曜日)まで展示されていますので、ぜひ見にきてください!



研修会前日の6月14日(土曜日)は、篠栗小校区づくり実行委員会が行っている玉ねぎの収穫と芋の苗植えにお邪魔してきました。
土から顔を出した玉ねぎをボコッと引っこ抜くと、その大きさにビックリ!
立派な玉ねぎがたくさん収穫できました。
玉ねぎ収穫の隣では、さつま芋の苗植えをしていました。
元気に育つようにとたくさん水をあげて、この日の作業は終了。
子どもから大人まで、みんなで汗をかき笑顔で過ごした素敵な土曜日の午後でした。

篠栗小校区づくり実行委員会の玉ねぎの収穫・芋の苗植え

写真を見返しながら、研修会での「次代を担う子どもたちに、ふるさとのどんな『物語』をプレゼントあげられるか」という若松さんの言葉を思い出しました。
年齢や世代を越えた交流によって、子どもたちに思い出を刻んで愛着を育み、ふるさとの「物語」が続いていくのではないでしょうか。
宝となる「物語」をみんなで共有し、次代の子どもたちにもつなげ、みんなに愛される「ふるさと篠栗」になれるよう努めていきたいと感じる週末となりました。