平成27年度のスタートに当たって

 
篠栗町長 三浦 正

皆さん、おはようございます。
本日から行政職9人、幼稚園教諭3人の新人を迎えて、いよいよ平成27年度がスタートしました。
篠栗町総合計画「ささぐり みんなの 道標(まちしるべ)」の3年目。そして昨年後半からスタートした国の政策、「地方創生」の実現のための「篠栗町 まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、実践する元年としての平成27年度のスタートです。私は、平成27年篠栗町議会第1回定例会での施政方針で、どのように発信したか覚えていますか?

平成27年度から、町民の皆さんがいろいろな場面でワクワクドキドキ感を感じていただけるような篠栗町 まち・ひと・しごと創生総合戦略をつくり、行動に移してまいります。策定の段階で産官学、金(金融機関)・労(労働界)・言(言論:マスコミ等)を巻き込み、PDCAサイクルを使って一緒に実践していく。もちろん、これも度々申し上げますが、率先すべきは篠栗町に奉職する職員であります。平成27年度におきましては、篠栗町 まち・ひと・しごと創生総合戦略を新たな柱として加え、5か年計画の初年度として、篠栗町の30年後40年後を見据え、篠栗町を愛し、篠栗町に住み続ける皆さんのためにしっかりとした自治を目指して、諸施策に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

こう話しました。
昨日の皆さんへのメールNo.244で、財政非常事態宣言を発している千葉県のある市の話をしました。過去において、篠栗町も将来そのような事態になる懸念もありました。私が以前お話していた「平成28年度問題」です。
しかし、皆さんは頑張りました。町民の皆様のご理解のもとに、過大な債務を返済することを優先し、正常な状態を取り戻しました。皆さんのおかげです。
とはいえ、少子高齢化の進展はさらに加速します。これまでと同じように歳出を切り詰めていくだけでは、福祉関連予算の増加により、経常経費は増加の一途をたどるのみとなり財政の硬直化は避けられません。
地方創生とは、わかりやすくいえば、そうした財政硬直化の事態を避けるために、「市町村がその自治体に合った攻めの政策を考え、実践していくこと。国は、そうした採算性のある攻めの政策を打ち出し、継続して実践している市町村を支援します」ということだと私は理解しています。下駄は私たち地方自治体に預けられたのです。
いよいよ今日から実践あるのみです。できる限りの国の支援を引き出して、将来、地方創生の成功事例として語り継がれるようなそうした篠栗町に変革してまいりましょう。篠栗町にイノベーションを起こすのです。
「市町村新時代」「地方創生元年」「篠栗町変革元年」とは申せ、新年度を迎えて私からの皆さんへのお願いは、これまでどおり一貫しており、次の3点です。
 
1. 「自治とは何かを常に考えて仕事をすること。このことは、私が在職している間は、ずっと言い続けます。繰り返しますが、自治とは、「私たちの町のまちづくりは私たちの手でという思いとその実現に向けた行動。そして、その過程と結果に自らが感じる喜びとその積み重ね」です。キーワードは「実現に向けた行動」と「喜びとその積み重ね」です。町民の皆さんを巻き込んでいろいろな取り組みに頑張るのはもちろんですが、まず汗をかくべきは、篠栗町に奉職している私たち職員であることを忘れないように。
 
2. 平成25年度からスタートした篠栗町の5年間の総合計画「ささぐり みんなの 道標(まちしるべ)」において、自分たちの課は、自分たちの係は、自分自身は、今年はこのことを達成しよう、このことを〇〇%まで進めようと、明確な目標設定をして仕事に取り組むこと。総合計画はもう中盤です。今年度に最終年度までの目処を立てておかないと、未達成に終わる可能性大です。心して取り掛かってください。

3. 「篠栗町 まち・ひと・しごと 創生総合戦略の策定と実践は篠栗町にとって大きなチャンスであるということをしっかり認識し、そのことを踏まえた実現可能性のある計画と実行をPDCAサイクルの手法を基に継続して実践し、個性ある持続可能なまちづくりに活かしていこう。ということです。篠栗町にイノベーションを起こすのです。

この3点をしっかり意識して、全員一丸となって今年度も頑張りましょう。毎年言っていますが、その際に次の点を意識してください。

新しく篠栗町職員となった12人の皆さん。おめでとうございます。本日皆さんの配属が決まりました。今日の緊張と気持ちの高ぶりを絶対忘れずにしっかり頑張ってください。お手本は先輩職員のなかにいっぱいあります。一歩一歩のたゆまぬ成長を期待しています。
今、全員に話した3点「自治とは何かを常に考えて仕事をしよう」「総合計画を意識して仕事をしよう」「篠栗町 まち・ひと・しごと創生総合戦略で個性あふれる町を創ろう」は、これからも度々私が口にする考えです。皆さんにも是非意識して仕事することをお願いします。

特に、12人の皆さんには、「自治とは何か」。このことを自分なりに自問自答しながら仕事を進めていただきたい。 篠栗町は全国にある市町村の一つです。市町村のことを「地方公共団体=基礎自治体」といいます。私たちがよりどころにしている法律は「地方自治法」です。
その、

第一条の二  地方公共団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本として、地域における行政を自主的かつ総合的に実施する役割を広く担うものとする。
 
突き詰めれば、ここに掲げてある地方公共団体即ち基礎自治体の役割を全うするため、仕事をする基本的な考えの拠り所が「自治とは何か」であるといえると考えます。
再度言います。
 
自治とは、「私たちの町のまちづくりは私たちの手でという思いとその実現に向けた行動。そして、その過程と結果に自らが感じる喜びとその積み重ね」です。キーワードは「実現に向けた行動」と「喜びとその積み重ね」です。

では、職員の皆さん、平成27年度も「ささぐり みんなの 道標(まちしるべ)」「篠栗町 まち・ひと・しごと創生総合戦略」で、篠栗町の新しい個性の創造に向けてしっかりと頑張りましょう。

(平成27年4月1日)