平成25年 第4回定例会閉会挨拶


平成25年第4回定例会の閉会にあたりましてご挨拶申し上げます。
長期間にわたる討議、誠にありがとうございました。
上程いたしました6議案すべてを可決いただきましたことに感謝いたします。

そのなかで、議案第56号「篠栗町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の主たる目的は、篠栗町流域関連公共下水道事業が地方公営企業法を全部適用することなどに伴う所要の規定を整備するための議案でありました。
ご審議いただきましたとおり、公営企業化する際には、投下した資本の合計額、それに伴う借入れの合計額および返済期間、現在の資産価値の評価および減価償却の見込み、今後の経営計画などこれまでの単年度で処理を継続しておりました特別会計のときとは違う事業運営の視点が必要となってまいります。今後も的確な判断と適正な会計処理によって十分なご説明ができるよう取り組んでまいりたいと考えております。

この場を借りて平成26年に入ってから具体的に動き始めたい取り組みを2点申し上げます。

まず1番目は、町内産のスギ・ヒノキを使っての教室木質化事業でございます。
本格的には平成26年度から、中期的な事業として順次、小・中学校の教室の床、壁などの木質化を図ってまいりたいと考えております。現在、篠栗町建設協力会と共同で篠栗北中学校の空き教室を使って実験的に作業しております。完成具合をみて事業を本格化してまいりたいと考えております。
2番目は、篠栗町立栗の子保育園の今後の運営に関してでございます。
現在、担当課をはじめ関係各課で「栗の子保育園運営検討委員会」を立ち上げ、協議を重ねているところでございます。今後は幼保一元化や国の「子育て三法」の実施に向けた動向、民営化の可能性等をさらに検討した上で、全員協議会の場をお願いし、議会に対してご説明する機会を持ちたいと考えております。

さて、既に「広報ささぐり12月号」でお知らせしたとおり、11月7日に篠栗町ふるさと観光大使委嘱式を行い、篠栗町出身のお笑いコンビ「パンクブーブー」の黒瀬純さんと「バッドボーイズ」の佐田正樹さんに委嘱いたしました。委嘱をお願いするきっかけは、「少しでも村おこしの会」のメンバーが大々的に署名活動を行い、篠栗町と所属する芸能プロダクションに働きかけて実現したものです。
また、地元民放が行っておりました「住みたい街総選挙」が12月15日で締め切られました。中間報告では、篠栗町が2位と大健闘しておりました。この投票への呼びかけも、「森の風・篠栗」のメンバー数人が町内各方面に声かけし、篠栗町役場も巻き込んで盛り上がったものです。
最終結果は12月26日の放送時に発表されることになっております。既に上位は確定とのことで、頑張った仲間たちに生放送での出演依頼が来ております。優勝すれば、わが町の30秒の無料CMを作っていただけるのだそうです。

こうした取り組みは、行政が発案してお願いするというスタイルではなくて、思いのある町民の皆さんが立ち上がり、みんなで一生懸命呼びかけをして実現できたものです。まさに「まちづくり即(すなわ)ち自治」のあるべき姿に他ならないと感じております。

町村自治への思いが強い大森彌先生は、雑誌「ガバナンス12月号」に「小規模市町村は、住民の顔が見える関係を大切にし、ヒト、モノ、カネの地域循環を促進し、成長経済中心から身の丈に合った持続可能型経済中心へと暮らしのあり方(食と農・エネルギー・生活支援など)を自立して形成・維持していくことを通じて、『小さな自治』を守っていく以外にない」と持論を展開していらっしゃいます。私も全く同意見であります。
これからも職員全員、一致団結してわが町篠栗のために汗をかき、そして先ほど申し上げたような思いのある町民の皆さんと一緒になって「共創のまちづくり」を実践して、引き続き、「篠栗町の新しい個性の創造」に向かって努力してまいりますので、議会の皆様におかれましてはさらなるご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。

今年も残すところ10日余りでございます。
どうぞ来年も皆様にとって良い年となりますよう祈念申し上げて、平成25年第4回定例会の閉会の挨拶といたします。
今年1年どうもありがとうございました。


(平成25年12月17日)