○篠栗町ファミリー・サポート・センター事業実施要綱

平成28年9月1日

要綱第36号

(目的)

第1条 この要綱は、育児の援助を受けたい者(以下「おねがい会員」という。)及び育児の援助を行いたい者(以下「まかせて会員」という。)が行う相互援助活動(以下「援助活動」という。)を支援するため、ファミリー・サポート・センター事業(以下「事業」という。)を実施することにより、地域の子育て支援を行い、安心して子育てができるための環境整備を図り、もって児童福祉の向上を推進することを目的とする。

(実施主体)

第2条 事業の実施主体は、篠栗町とし、篠栗町及び久山町(以下「2町」という。)の広域で事業を実施するものとする。

2 当該事業の事務に関しては、別途協定書に定める。

(設置)

第3条 本事業を実施するため、篠栗町・久山町広域ファミリー・サポート・センター(以下「センター」という。)を設置し、通称を篠栗・久山ファミリーサポートセンターとする。

2 センターの所在地は、篠栗町こども育成課内とする。

(センターの業務)

第4条 センターは、次に掲げる業務を行う。

(1) 会員の募集、登録その他の会員組織に関すること。

(2) 会員が行う援助活動の調整、把握等に関すること。

(3) 会員に対する講習会の開催に関すること。

(4) 会員間の交流に関すること。

(5) 関係機関との連携及び連絡調整に関すること。

(6) 援助活動及びセンターの業務に関する広報に関すること。

(7) その他2町の町長が必要と認める業務

(センターの開所時間及び休業日)

第5条 センターの開所時間は、午前8時30分から午後5時までとする。

2 センターの休業日は、篠栗町の休日を定める条例(平成元年条例第9号)第1条に定めるもののほか、町長が必要と認める日とする。

(アドバイザー及びサブ・リーダー)

第6条 第4条に掲げる業務を円滑に推進するため、センターの事務局にアドバイザーを置くものとし、必要に応じて、会員の中にサブ・リーダーを置くことができる。

2 サブ・リーダーは、アドバイザーを補佐し、会員間の支援活動の連絡調整等を行うものとする。

3 アドバイザー及びサブ・リーダーは、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、同様とする。

(会員の要件等)

第7条 会員は、センターの目的を十分に理解し、おねがい会員及びまかせて会員であって、町長の承認を得たものとする。

2 おねがい会員は、次の全てに該当する者とする。

(1) 2町いずれかに住所を有している者又は2町内の事業所等に勤務している者

(2) 生後6月以上の乳幼児又は小学生(以下「子ども」という。)を現に育児している者

(3) センターが指定する講習会等を受講した者

3 まかせて会員は、次の全てに該当する者とする。

(1) 2町いずれかに住所を有している者

(2) センターが指定する講習会等を受講し、履修課程を修了している者。ただし、町長が特に受講を要しないと認める者については、この限りでない。

(3) 心身ともに健康で、積極的に援助活動を行うことができる者

4 まかせて会員とおねがい会員は、これを兼ねることができる。

(入会)

第8条 会員として登録しようとする者は、次に掲げる申請を行うものとする。

(1) おねがい会員になろうとする者は、篠栗町・久山町広域ファミリー・サポート・センター入会申請書(おねがい会員登録)(様式第1号)を町長に提出すること。

(2) まかせて会員になろうとする者は、篠栗町・久山町広域ファミリー・サポート・センター(まかせて会員登録)(様式第2号)を町長に提出すること。

2 町長は、前項の申請を承認したときは、会員登録を行い、篠栗町・久山町広域ファミリー・サポート・センター会員証(様式第3号。以下「会員証」という。)を発行するものとする。

3 会員は、第1項の入会申請書の内容に変更が生じたときは、速やかに篠栗町・久山町広域ファミリー・サポート・センター会員登録変更届出書(様式第4号)により届け出なければならない。

4 会員は、会員証を紛失し、毀損し、又は汚損したときは、篠栗町・久山町広域ファミリー・サポート・センター会員証再発行申請書(様式第5号)により町長に会員証の再発行を申請することができる。

(保険)

第9条 会員は、援助活動中の事故に備え、安心して活動を行うため、センターが指定するファミリー・サポート・センター補償保険に一括して加入するものとする。

2 前項の規定による保険加入に要する保険料は、町が負担する。

(会員の責務)

第10条 会員は、次に掲げる事項を守らなければならない。

(1) 信義に基づき誠実に援助活動を行うこと。

(2) 援助活動により知り得た他人の家庭事情等について、プライバシーを侵害したり、秘密を漏らしたりしないこと。退会した後も同様とする。

(3) 援助活動を利用して、物品の販売又はあっせん、宗教活動、政治活動等を行わないこと。

(4) 援助活動中に事故が発生した場合は、直ちにセンターに届け出ること。

(5) その他事業の趣旨及び目的に反する行為を行わないこと。

2 おねがい会員は、次に掲げる事項を守らなければならない。

(1) 援助活動を安全に実施するため、子どもの健康状態、アレルギー、嗜好その他の心身の状況について、センター及びまかせて会員に正確に伝えること。

(2) 援助活動を中止しようとするとき及び援助活動の内容を変更しようとするときは、事前にセンター及びまかせて会員に届け出ること。

3 まかせて会員は、次に掲げる事項を守らなければならない。

(1) 援助活動中は、当該活動の対象となる子どもの安全確保に努め、子どもに異常を認めたときは、状況に応じた適切な処置をとること。

(2) 援助活動中は、常に会員証を携帯し、関係者から請求があったときは、速やかにこれを提示すること。

(3) 複数の会員に対して同時間帯に重複した援助活動を行わないこと。

4 町長は、前3項の規定に違反している者がセンターの指示に従わないときは、その者の援助活動を一時停止させることができる。

(退会)

第11条 会員は、退会しようとするときは、町長に届け出なければならない。

2 会員が第7条に規定する要件を満たさなくなったとき、又はこの要綱に違反し、若しくは会員として適さないと認められるときは、町長は、その会員を退会させるものとする。

3 会員は、退会したときは、直ちに会員証を町長に返還しなければならない。

(援助活動の内容)

第12条 まかせて会員による援助活動は、次に掲げるものとする。

(1) 保育施設等の保育開始まで子どもを預かること。

(2) 保育施設等の保育終了後に子どもを預かること。

(3) 保育施設等まで子どもの送迎を行うこと。

(4) 学校の放課後に子どもを預かること。

(5) 保育施設等又は学校休み時に子どもを預かること。

(6) 保育施設等入所前に子どもを預かること。

(7) 保護者の病気その他の急用の場合に子どもを預かること。

(8) 保護者の求職活動又は短時間・臨時的就労の場合に子どもを預かること。

(9) 冠婚葬祭又は他の子どもの学校行事の場合に子どもを預かること。

(10) 前各号に掲げるもののほか、会員の育児に関して必要な援助を行うこと。

2 前項の援助活動は、原則としてまかせて会員の住居において行うものとする。ただし、まかせて会員とおねがい会員との間で合意がある場合にあっては、この限りでない。

3 子どもの宿泊を伴う援助活動は、原則行わないものとする。

(援助活動の実施等)

第13条 援助活動は、会員相互の合意のもとに行うものとする。

2 おねがい会員は、援助を受けようとする場合は、3日前までにセンターに申込みをするものとする。ただし、緊急の場合は、この限りでない。

3 センターは、前項の申込みを受けた場合に、おねがい会員が希望する援助活動の内容、日時等を確認し、まかせて会員との調整を行うものとする。

4 おねがい会員及びまかせて会員は、事前に打合せを行い、援助活動の内容について十分協議するものとする。

(援助活動の報告)

第14条 まかせて会員は、援助活動を行ったときは、援助活動報告書(様式第6号)に活動内容を記録し、おねがい会員の確認を受けるものとする。

2 まかせて会員は、援助活動を実施した月の翌月5日(5日がセンター閉所日の場合は翌開所日)までに、前項に規定する当該月の援助活動報告書及び月間援助活動報告書(様式第7号)をセンターに提出しなければならない。

(援助活動の報酬等)

第15条 おねがい会員は、まかせて会員から援助活動を受けたときは、別表に定める基準に従い、援助活動に係る報酬及び実費を支払うものとする。

(補則)

第16条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。

附 則

この要綱は、平成28年9月1日から施行する。

別表(第15条関係)

報酬等に関する基準

区分

基準額

午前7時から午後7時まで

(備考1に定める休日を除く。)

1人につき1時間 600円

(1時間を超える場合 15分150円)

上記以外の時間

1人につき1時間 800円

(1時間を超える場合 15分200円)

備考

1 別表区分欄の休日は、次に掲げるとおりとする。

(1) 日曜日

(2) 国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日

(3) 12月29日から翌年1月3日までの日(前号に掲げる日を除く。)

2 最初の1時間までは、それに満たない場合でも1時間とみなす。

3 兄弟姉妹などの同一世帯の複数の子どもを預ける場合は、2人目から報酬額を半額とする。

4 援助活動を行う際、1時間を超えた後は15分単位として算定し、15分未満の端数は切り上げるものとする。

5 援助を取り消した場合の報酬額は、次のとおりとし、取消し又は変更の連絡は会員同士で直接行う。その後、おねがい会員からセンターに連絡すること。

(1) 前日までに取り消した場合 無料

(2) 当日取り消した場合 上記基準により算定された報酬額の半額

(3) 無断取り消しの場合 上記基準により算定された報酬額の全額

6 食事代、ミルク代、おやつ代、おむつ代等については、おねがい会員が実費を支払う。また、特定のものを使用する場合は、おねがい会員が用意する。

7 まかせて会員の自家用車を使用する場合の交通費は、1日100円を別表に定める報酬に加算する。ただし、公共交通機関又はタクシーを利用した場合は、おねがい会員の実費負担とする。

8 支払の対象となる必要経費等は、おねがい会員の依頼内容に基づくものに限る。

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篠栗町ファミリー・サポート・センター事業実施要綱

平成28年9月1日 要綱第36号

(平成28年9月1日施行)