平成29年 第2回定例会閉会挨拶

 平成29年第2回定例会の閉会にあたりましてご挨拶申し上げます。
長期間にわたるご審議誠にありがとうございました。

 専決処分を求めることについて3件、篠栗町農業委員会委員の任命をはじめとした人事案件13件、篠栗町放課後児童クラブ条例の制定などの条例案3件、平成29年度補正予算6件の25議案すべてにつきまして可決いただきましたことに感謝いたします。
 特に、篠栗町農業委員会委員の任命につきましては、現農業委員の任期満了に伴い、農業委員会等に関する法律の改正に基づき、選出方法が改められていました。新しい選出方法は、公選制を廃止し、市町村長が市町村議会の同意を得て任命するもので、今回の議会が、新方式での最初の選出でございました。議会の同意をいただきありがとうございました。
 議案第44号「平成29年度篠栗北地区産業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)」では、いよいよ立木伐採と造成工事の一部等の予算についてご審議いただきました。初めてこの事業における歳入見込み額をお示しし、採算性を重視しつつ、将来の税収確保、雇用の増大等を視野に入れた事業であることを改めてご説明することができました。今後は、できるだけ詳細に議会をはじめ住民の皆様にこれからの予定や工事の経過をご報告申し上げ、ご理解をいただくよう努めてまいります。

 従来から申し上げておりますが、産業団地整備にあたって、事業者の開業開始に至るまでの工程表(ガントチャート)がしっかりできているか、その工程を計画どおりに進めるための組織図は無理なく無駄なく作り上げられているか、実行に支障のない組織であるか、その間のキャッシュフロー表(つまりお金の流れ)は納得性の高いものかが大事なポイントとなります。
 ガントチャート、組織図、キャッシュフロー表の、いわゆるプロジェクトの「三種の神器」をしっかりつくりあげ、節目の期限に遅れないように実行していくことこそ、最も重要であります。特に、キャッシュフロー表は議員の皆様にはしっかりとご理解いただけるよう、今後とも説明を怠らないようにしたいと考えております。開業まで3年の大プロジェクトでございます。篠栗町が地方交付税に過度に依存せず、自主財源の増加を図って自立への一歩を踏み出すために、予定通り完成したいと考えておりますので何とぞよろしくお願いいたします。
 今週の国会の動向を見てみますと、成立した法案の是非については控えますが、成立過程については、いささか首をひねりたくなるような事態が続いている気がしております。篠栗町議会においては、国会のドタバタ劇とは違い、しっかりした委員会でのご審議、本日の採決と開かれた議会に相応しい定例会であったと感じた次第であります。

 6月9日に行われた西日本政経懇話会で、片山善博早稲田大学教授は、「そもそも地方創生という課題が起こる前提となった人口の緩慢な減少は、病気でいえば生活習慣病であり、特効薬などない。じわりじわりと体質を元に戻していかなければならない。わずか5年で結果を残そうと思うことは間違い。しかし、この機会に生活習慣病改善のきっかけ作りをしっかりしなくてはならない。地方創生は自分たちの地域の改善を自らがやらないといけない課題である」とお話になりました。
 地方創生も後半戦、わが町におきましても「篠栗町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の実行による体質改善の成果を勝ち取るために、職員一丸となって更なる努力を重ねてまいります。議員各位におかれましても、多くの人が行き交う自然豊かな福岡都市圏の代表的な町「個性ある篠栗町」の更なる発展のために、自治の両輪として引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げて、平成29年第2回定例会の閉会の挨拶といたします。長期間どうもありがとうございました。
 

(平成29年6月16日)