平成28年 第2回定例会閉会挨拶


平成28年第2回定例会の閉会に当たりましてご挨拶申し上げます。
長期間にわたるご審議誠にありがとうございました。

専決処分を求めることについて3件、篠栗町男女共同参画計画策定委員会条例の制定をはじめ条例案5件、平成28年度補正予算6件の上程いたしました14議案すべてにつきまして可決いただきましたことに感謝いたします。
特に、議案第41号「平成28年度篠栗北地区産業団地整備事業特別会計補正予算」は予算特別委員会でご審議いただくなかで議会の皆様の関心と期待感の大きさをひしひしと感じました。
まだ、詳細な実施計画の完成には至っておりませんが、早急に固めた上で議会にご説明し、町民の皆様にもお示ししたいと考えております。

開発実施に当たって、そのポイントは開業に至るまでの工程表(ガントチャート)がしっかりできているか、その工程を計画どおりに進めるための組織図は無理なく無駄なく作り上げられているか、実行に支障のない組織であるか、その間のキャッシュフロー表(お金の流れ)は納得性の高いものであるかが大事なポイントとなります。
ガントチャート、組織図、キャッシュフロー表のいわゆるプロジェクトの「三種の神器」をしっかりつくりあげ、節目の期限に遅れないように実行していくことこそ、最も重要であります。特に、キャッシュフロー表は議員の皆様にはしっかりと理解いただけるよう今後とも説明を怠らないようにしたいと考えております。これから4年間の大プロジェクトでございます。篠栗町が地方交付税に過度に依存しなくて済むように、自主財源の増加を図って自立への一歩を踏み出すために予定通り完成したいと考えておりますので何卒よろしくお願いいたします。

国際社会が深く連携してそれぞれの国の独立が担保されている現代社会において、最近の、特に今週半ばからの世界経済の動きからは目が離せません。イギリスのEU離脱国民投票を前に、ユーロ不安が起こり、アメリカの再利上げが見送られたこともあわせて日本円が買われ、昨日は一気に103円台まで上がりました。麻生財務大臣や黒田日銀総裁はなすすべがないといった表情で静観を装っております。

「地方創生」「一億総活躍社会の実現」と国が将来の経済成長と安定的な税収増を目指した政策を打ち続けても、世界の大きなうねりに翻弄されている気がしてなりません。昨夕の菅官房長官の定例会見のなかでの「為替の安定が極めて重要だ」との発言を信じて、国の新たな政策に期待したいものです。
そうした大きな世界の動き、我が国の動きに注目する一方で、篠栗町のまちづくりについて、でございます。

私は、町長という職は4年間の任期が全てと考えています。
本年11月に任期が満了するこの4年間は、新たな総合計画『ささぐりみんなの道標(まちしるべ)』をつくり、『都市計画マスタープラン』を改定して、これまである意味において自然体に任せていた(手をつけなかった)篠栗町全体の将来の姿を変化させようと、その仕掛け作りを始めました。その篠栗町の取り組みと歩調を合わせたかのように、平成26年末、国は「地方創生」政策を発表し、それに基づき、篠栗町も「篠栗町 まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、将来の人口減少を食い止めるべく5年間(2019年度まで)の戦略のスタートを切りました。

まちづくりは、数十年単位の先を見据えたうえで、4年間での持続可能な仕掛けを一つ一つ作り上げていくことこそ重要なポイントであると考えます。誰が4年間の町政を預かるにしろ、行政が、住民の皆さんと十分論議して素案をつくり、議会で慎重審議され決定いただいた長期ビジョンを実践する納得性の高い仕掛け作りこそ、4年間の任期に任された大事な「まちづくり」と考えます。

最後に、議員各位におかれましては、多くの人が行き交う自然豊かな福岡都市圏の代表的な町 個性ある篠栗町 のさらなる発展ために、また「篠栗町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の実践による「篠栗町人口ビジョン」の達成に向けて、自治の両輪としてのさらなるご協力を賜りますようお願い申しあげて、平成28年第2回定例会の閉会の挨拶といたします。長期間どうもありがとうございました。
(平成28年6月17日)