平成28年 第2回定例会挨拶(諸情勢報告)

本日、平成28年第2回の定例会を招集いたしましたところ、公私共ご多忙の中、ご出席賜り誠にありがとうございます。

農の営みにとって欠かせない慈雨の季節となりました。今年も集中豪雨だけは降りませんよう、適度の雨を願っております。

まず今回の熊本地震について、4月14日の前震、16日未明の本震で犠牲となられた皆様に哀悼の意を表しますとともに、今なお避難生活を余儀なくされておられる被災者の皆様にお見舞い申し上げます。現在まで1,700回近い余震が続いております。熊本県、大分県が一日でも早く日常の生活に戻り、元の賑わいを取り戻すことのできるようお祈り申し上げます。
今回の地震発生当初から、多くの町民の皆様から義援金や支援物資をお届けいただき、心から感謝申し上げます。また、篠栗町は、他の県内市町村と共同で、災害発生直後から被災地支援のため物資搬送や人的支援を行っております。今後も福岡県の指示のもとに派遣を継続してまいります。

議案の説明に入ります前に、3月定例会以降の諸情勢報告をいたします。

去る4月16日に須恵町外二ヶ町清掃施設組合が設置・管理しているごみ処理施設「クリーンパークわかすぎ」の施設稼働延長協定調印式が行われました。
「クリーンパークわかすぎ」の平成30年度から10年間の施設稼働延長について、協議開始から3年を経ての調印式となりました。地元の皆様のご理解に心から感謝申し上げます。今後は協定に基づいて稼働延長の条件である周辺環境整備を遅滞なく進めてまいります。

5月14日(土曜日)に、「まちづくり住民説明会」を開催しました。2060年に人口29,000人を目指す「篠栗町まち・ひと・しごと創生総合戦略」について、平成27年度の事業報告と平成28年度に取り組む事業等についての説明が主な内容です。その中で私は、熊本地震で益城町役場や宇土市役所等5市町の庁舎が損壊し、災害対策拠点として庁舎外に機能を移転する事態となったことを示し、今回の熊本地震のような震度7や6強の地震がわが町で連続して発生したときは、断層が町内にある訳ではないので可能性は低いですが、篠栗町役場も耐震構造上倒壊の恐れがあることから、大規模な耐震改修か庁舎建て替えの必要性があることをお話しいたしました。まずは役場内で、どのような方向性が望ましいか検討する委員会を立ち上げて素案を作成し、議会の皆様、住民の皆様と大いに論議し、将来にわたる篠栗町の防災拠点としての役目を果たす新庁舎のあり方をまとめたいと考えます。

また説明会の際、平成25年度から29年度までの総合計画「ささぐりみんなの道標(まちしるべ)」の次の総合計画のたたき台を作る時期になっていることをお話しし、役場の課長補佐・係長クラスでプロジェクトチームを組んで検討するとお話しいたしました。次期総合計画については、平成29年度は、住民の皆さんと広く対話する場を設けて、次期総合計画を作り上げていきたいと考えております。

篠栗北地区産業団地開発計画は、「篠栗町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲げる基本目標3「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」、4「時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する」の大きな原動力となる取り組みでございます。働き手世代への積極支援と併せて、2025年をピークとする超高齢社会を前に、篠栗町で先進的に取り組んでいる高齢者福祉をできるだけ維持するための財源を確保し、逓減する地方交付税依存による地域経済の縮小からの脱却を目指すものであるとお話しいたしました。この取り組みにつきましては本定例会における補正予算案審議の際に現在の進捗状況等をご説明申し上げます。

最後に、昨日、平成27年度中に業者に支払うべき代金の未払いが生じていることが判明いたしました。厳正な年度内処理を定められている行政の会計処理として、決してあってはならない重大な事務ミスでございます。議員の皆様にお詫び申し上げますとともに、早急に関係者に事情を説明し謝罪するとともに支払いを完了いたします。詳細は本日の全員協議会でご説明いたします。大変申し訳ございませんでした。

私は、昨年から申し上げてきたように、住民の皆様との対話を大切にして篠栗町の自治の発展に向けて邁進してまいる所存でございます。議会におかれましても、同様に町民の皆様との対話を重視され、更に開かれた篠栗町議会を目指していただきますようよろしくお願い申し上げます。

(平成28年6月9日)