平成25年度下半期のスタートに当たって


例年になく暑かった夏も終わり、秋の気配を感じる時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

「 そこだけに 秋の風吹く 風船屋 」

今年の夏に和田在住の大里えつお氏から、句集『兀兀(こつこつ)』を出版したのでと、町に贈呈いただきました中の一句です。俳句に関しては全く素人の私ですが、色とりどりの風船が秋の風に揺れている姿、秋のやわらかい風景を彷彿(ほうふつ)とさせる温かい句だなぁと感じました。句集『兀兀(こつこつ)』は町立図書館にありますので、どうぞ開いて味わってください。

さて、平成25年度も下半期となりました。サラリーマン出身の私には、10月1日は、年度の中でも4月1日に次ぐ大事な月の初めだとの思いがあります。下半期のスタートなのです。今年3月の篠栗町議会平成25年第1回定例会で可決いただいた、平成25年度当初予算とそれに基づく事業計画が、上半期において予定どおり進捗(しんちょく)しているかをチェックし、その進み具合を踏まえ、下半期に向けて修正を加え、予算化した事業を着実に達成できるよう計画を見直して実行に移す。さらには、今年4月からスタートした5か年計画「ささぐりみんなの道標(まちしるべ)」に基づき、平成26年度にどんな事業に取り組もうかと、年末からの予算編成前にじっくり構想を練る大事な時期であります。

10月1日の月次定例課長・課長補佐会議の席では、そうした内容をじっくり話しました。第1回定例会での施政方針や、議会ごとの諸情勢報告、閉会挨拶などで繰り返し話しておりました、私の「自治」に対する思いも、再度、会議の席で職員に話し、これからさらに地方分権が進む時代の中で、私たちの愛する篠栗町がさらに個性を発揮し、私たち住民に喜びと安心、充実感を与えてくれるように、篠栗町職員として「全体の奉仕者」であるとの自覚と使命感を持って諸課題に取り組んでいこうとげきを飛ばしたところです。

平成25年度に入庁しました新人職員も半年の試用期間が終わり、正規職員としてそれぞれの係で自分なりに考え、篠栗町職員としての一歩を歩み始めました。まだまだ未熟な点が多々あるとは思いますが、皆様のご指導をいただきながら少しでも早く成長できるよう、私をはじめ管理職や先輩がしっかり指導してまいりたいと考えております。

本年第3回定例会の閉会挨拶でも申し上げましたが、私は、0.502と糟屋地区他市町より低い財政力指数を何としても地区内平均値(0.669)まで底上げしたいとの思いを強くしております。単純計算しても、自主財源を10億円以上継続的に上乗せできていかないと、要は、それほどの税収等の増加を見込めるような政策を打っていかないと財政力指数はそこまで改善できません。現在進めております都市計画マスタープランの見直しや篠栗町の個性を創造するための各事業の成果の積み重ねの先に結果としてついてくるように、具体的な長期ビジョンを今後早期に作り上げ、計画的に実行に移していかなければならないと考えております。広く町民の皆様の意見に耳を傾けつつ、議会のチェックを受けながら一つ一つの事業を進めてまいりたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

さて、9月3日に「少しでも村おこしの会」の皆様から、「黒瀬純(パンクブーブー)と佐田正樹(バッドボーイズ)を観光大使に」との2,500名余の推薦書をいただきました。ご存知のとおり、黒瀬純さん、佐田正樹さんとも篠栗町の出身で、ふるさと篠栗のことをとても大事に思っていただいています。町といたしましても、こうしたお二人の熱い思いと応援されている多くの町民の皆様の心を大切にして、ぜひお二人に、観光大使として篠栗町の町外へのアピールに一役買っていただくとともに、町民とのふれあいを通じて、町に明るさを運んでいただければと考えております。平成26年から活動いただけるよう準備を進めてまいります。

冒頭に申し上げましたように、平成25年度もいよいよ後半戦です。
自治体概念の限界を取り払うべく「まちづくりはまちぐるみで行ってこそ成功する」との信念を持つことの重要さをかみしめながら、まずは職員の心に火をともさないと、その炎は広がっていかないと思っています。職員の篠栗町に対する熱い思いを持続させて、平成25年度計画した仕事の100%以上の達成に向けて頑張ってまいります。
下半期もどうぞよろしくお願いいたします。

 

(平成25年10月3日)