平成24年 第3回定例会挨拶(諸情勢報告)


本日平成24年第3回の定例会を招集いたしましたところ、公私共ご多忙の中、ご出席賜り誠にありがとうございました。
例年になく暑かった今年の夏もやっと終わり、最近は朝夕心地よい涼しさを感じます。今年の夏は、数回大雨洪水警報が発令されましたが、わが町では幸いにも被害の出る状況には至りませんでした。しかし、九州北部豪雨災害は、森林セラピー基地仲間のうきは市や八女市など県内をはじめ、大分、熊本両県にも大きな被害をもたらしました。九州は毎年どこかで豪雨災害や台風災害に見舞われる地域であります。今後とも災害対策を怠らないようにしてまいります。

議案の説明に入ります前に、6月議会以降の諸情勢報告をいたします。
第180回通常国会は9月8日に閉会いたしました。いよいよ政局が動き始めたという気がいたします。国の安定した政権誕生こそが、住民の皆さんと直に接する基礎自治体であるわが町としても望まれるところであります。国も地方も安定した政策の下で緩やかに安心して行政が進められる状態が望ましいと思います。11月はにわかに総選挙の月になるような気配でありますが、どのような政権が誕生したとしても、高齢者福祉政策をはじめ、国、地方が抱える数々の課題が慎重に審議され、住民の皆様にとって安心して暮らせる時代が続くようにと願っております。

さて、去る8月21日に開催されました須恵町外二ヶ町清掃施設組合議会で、組合長として、クリーンパークの存続については、施設はまだ十分にその機能を発揮することができる状況であることから、今後取りあえず10年間、運用を延長することを基本的な考えとして、関係各方面との交渉に入りたいと述べました。今後、地元町としても須恵町外二ヶ町清掃施設組合と連動して関係方面との調整に努力してまいります。

昨日開催されました福岡県消防操法大会では、篠栗町消防団は、尾仲班が自動車ポンプの部、山王班が小型ポンプの部に糟屋地区代表として出場いたしました。惜しくも優勝を逃しましたが、尾仲班が3位、山王班が4位と両チームとも入賞を果たすことができました。こうした頑張りが篠栗町の防災意識の向上に必ずや生きてくると思います。これまで努力してきた篠栗町消防団に敬意を表しますとともに、応援いただいた議会の皆様にも感謝申し上げます。

次に森林組合合併の件についてご報告いたします。現在、篠栗町森林組合は、産業としての林業経営を安定化させるため、福岡市森林組合、福岡広域森林組合、嘉飯山森林組合をはじめ、糟屋郡他の小規模組合など10組合とともに、合併に向けて作業を進めております。平成25年4月1日に新組合発足となる予定でありますが、新組合の本店(予定地)を篠栗町内でという関係組合の意向を受け、この度、篠栗町旧役場庁舎別館を有償貸与すべく準備に入りました。町所有資産の有効活用が可能になるとともに、林業活性化に向けた基点がわが町にできることになります。このことは篠栗町にとりましても、林業振興のために大変ありがたいことであり、今後、合併森林組合の発展のためにできるだけの協力をしてまいりたいと考えております。

また、長年の懸案事項でありました篠栗町の老朽危険空き家対策につきまして、この対策事業を実施することとし、要綱を定めました。本定例会にてご報告いたしますが、その目的は、地域の防災および防犯等の向上を図るため、長年にわたって使用されず、適正に管理されていない老朽危険空き家のうち、所有者からその建物および土地を町に寄付等がなされたものを除去する事業であります。町民の安全および安心を確保するための環境整備等の推進に資することを目的とするものでありますが、この要綱につきましては、今後さらに篠栗町において実効性を高めるため、修正を加えることもあろうかと考えております。議員の皆様のお知恵をいただければ幸いであります。

最後になりますが、本定例会は、私にとりまして任期最後の議会であります。2期目の任期中、職員に対しては、事業の優先順位を間違わないように、かつ予算の効率的な執行を心がけるよう指導してまいりました。平成23年度は、議会と住民の皆様の深いご理解と職員の努力が実った、胸を張ることのできる決算であると自負しております。


(平成24年9月10日)